リレーコラム

【第66回】DNAが語るトビシマカンゾウの秘密

ジオパークは地質・地形を対象としたものですが、そこで生を営む動植物・生態系も重要な構成要素です。トビシマカンゾウは飛島の自然を代表する植物ですが、鳥海山にも生える高山植物ニッコウキスゲの変種とされており、鳥海山・飛島ジオパーク全体の象徴的な...

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【第65回】ジオパークキャラクター誕生!

この春、鳥海山・飛島ジオパークに誕生した新しいキャラクターをご紹介します。森山大地(読み:もりやまだいち)くんは、探検大好きな小学5年生。森の生きものや岩石に詳しくて、地球の不思議に興味がある元気いっぱいの少年です。海川流水(読み:うみかわ...

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【第64回】ジオパーク再認定審査の年になりました

鳥海山・飛島ジオパークは、2016年9月に日本ジオパークのひとつとして認定され、今年で誕生から4年目を迎えます。それと同時にジオパークの再認定審査を受ける年になります。ジオパークは世界遺産と異なり、4年に一度「再認定審査」を受けて合格するこ...

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【第63回】~ぺろっと 鳥海山・飛島~たのしくおいしいものがたり~

鳥海山・飛島ジオパークの食の魅力を発信する認定制度「ぺろっと 鳥海山・飛島〜たのしくおいしいものがたり〜」が2年目を迎えました。審査の結果新たに14商品が認定されました。いずれも魅力的で,それぞれの商品に地元と密着した「大地の物語」がありま...

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【第62回】雪と氷のジオサイトを歩こう

冬も深まり、山も里もすっかり雪化粧となりました。東北地方には冬になると大陸から非常に冷たく乾いた北西の風が吹くようになります。日本海には暖かい対馬暖流が流れていますが、この冷たい風が暖かい日本海の上を渡ってくるうちに海から水蒸気を受け取り、...

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【第61回】ユネスコ無形文化遺産 来訪神-仮面仮装の神々「遊佐のアマハゲ」ー

アマハゲは年の初めという時を定めて、異界から畏怖すべき恐ろしい姿で訪れ、村や家々の災厄をはらい福をもたらす神霊です。言い換えれば、来訪がないと1年間にたまった日常の厄をはらってもらえませんし、新年の福がもたらされることもないということになっ...

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【第60回】日本海で命を繋ぐハタハタ

北西の季節風が吹き荒れ、冬の稲妻が光る頃、ハタハタは産卵のため沿岸に大群で押し寄せます。このハタハタを小型定置網や刺網で漁獲する「季節ハタハタ漁」が始まり、浜が活気に満ち溢れる様子は、秋田県の初冬の風物詩として古くから県民に親しまれてきまし...

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【第59回】清流のサケと海洋環境

鳥海山の紅葉が深まる頃、遊佐町の月光川水系やにかほ市の川袋川など山麓の河川ではサケ漁が始まります。サケ漁といっても河川で行われているのは、遡上するサケを捕獲して採卵・ふ化・放流する「ふ化放流事業」が主な目的です。これは、海洋資源の持続性を維...

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【第58回】飛島・館岩からみる風景

昨年9月放送されたNHKの人気番組ブラタモリの酒田編はご覧になりましたか?「山形・酒田はなぜ日本の中心に!?」をお題に出演者が酒田と飛島を巡り好評を得ました。酒田市とジオパークも番組制作に全面協力しました。 さて、飛島で紹介されたのは、港の...

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【第57回】ジオがつなぐ海底噴火と神社

旧本荘市の市街地の北、子吉川の北側の高台に、新山公園があります。この公園には、裸参りで有名な新山神社もありますが、鳥海山と子吉川、市街地そして日本海を一望できる見晴らしの良さで、地域の人から親しまれています。 新山公園では、標高約一四〇~一...

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【第56回】鳥海山で秋を感じる「鷹見台」

日本で確認されたことのある野鳥の種数は約650。実はその半分以上の種が、季節に応じて移動をする「渡り鳥」です。身近な渡り鳥を挙げると、夏鳥ではツバメやカッコウ、冬鳥ではハクチョウ類やツグミ等が有名です。夏鳥は繁殖地として、冬鳥は越冬地として...

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【第55回】鳥海山の残雪風景は日本一!

長い冬が去り,新緑がまぶしい季節になりました。この時期の鳥海山の残雪風景はすばらしいものです。残雪が筋状にのこり,雪と黒い山肌とがうねうねとした縞になって見えてきます。 鳥海山は溶岩だらけで,お菓子の「モンブラン」に似ているというお話を前回...

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