リレーコラム

【第6回】-トビシマカンゾウと美人画-

トビシマカンゾウは、飛島と佐渡に分布している海浜環境に適応したニッコウキスゲの仲間です。江戸時代に書かれた「飛島図画」(佐藤梅宇著・天保11〈1840〉年/鶴岡市郷土資料館蔵)には、トビシマカンゾウの花を摘む美人画が描かれています。その解説...

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【第5回】-吹浦溶岩と大物忌神社吹浦口之宮-

鳥海山は、60万年もの長い間に、何千回も噴火してきました。噴火のたびに溶岩が流れ出し、それが積み重なってこの巨大な鳥海山ができあがったのです。 遊佐町の十六羅漢は磨崖仏です。この仏様が刻まれているのが鳥海山の吹浦溶岩。十六羅漢のある岬は人間...

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【第4回】-地域の防災とジオパーク-

今年で東日本大震災から丸四年たちました。岩手県、宮城県、福島県の沿岸部では地震による津波で多くの命が失われました。この出来事を次世代への教訓として伝えていくことは、私たちの役目だと思っています。しかし、30年に1回はともかく、数百年に1回起...

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【第3回】みんなで創ろう 鳥海山・飛島ジオパーク

リレーコラム3回目となる今月は、観光の視点からお話しさせていただきます。 まず、「ジオパークが国立公園・世界遺産とどう違うの?」という点からお話しします。国立公園は国が法律に基づき景観を保全すること、世界遺産は文化・自然遺産を保護することを...

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【第2回】烏帽子群島の柱状節理と弘法大師伝説

飛島の西方沖に浮かぶ烏帽子群島は火山活動によってできた小さな島々です。ここには、火山岩が急に冷え固まったときにできる「柱状節理」が見られ、飛島の成り立ちを知るジオサイトのひとつとなっています。島ではこの柱状節理の岩島を「材木岩」と呼び、次の...

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【第1回】鳥海山は活火山

平成26年8月26日、にかほ市において「鳥海山・飛島ジオパーク構想推進協議会設立準備会」が開催され、関係する本市とにかほ市、酒田市、遊佐町が一体となって同構想の推進に当たることを決定しました。このコーナーでは、「鳥海山・飛島ジオパーク構想」...

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