リレーコラム

【第18回】-水と火山の不思議な関係-

「水」と「火山」は、文字を見ると相容れないもののように思えますが、実は自然の成り立ちにおいて、とても深い関係があります。今回は、水と火山の不思議な関係についてご紹介しましょう。 まず、火山ができるためには、水が必要です。火山を構成する溶岩な...

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【第17回】-寺田寅彦と飛島-

大昔のことです。日本が縄文時代から弥生時代に移り変わろうとしている紀元前466年の冬、鳥海山は突然大きく崩れてしまいました。それまで、富士山のような尖った形をしていた鳥海山は大きく北にえぐれた形になってしまいました。今でも秋田県側からみると...

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【第16回】-にかほ市をつくった岩なだれのお話-

大昔のことです。日本が縄文時代から弥生時代に移り変わろうとしている紀元前466年の冬、鳥海山は突然大きく崩れてしまいました。それまで、富士山のような尖った形をしていた鳥海山は大きく北にえぐれた形になってしまいました。今でも秋田県側からみると...

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【第15回】-鳥海国定公園とジオパーク-

鳥海国定公園は、火山弧峰である鳥海山を中心とする山形県、秋田県の両県にまたがる国定公園です。指定区域には鳥海山だけではなく象潟、庄内砂丘の一部、さらには飛島なども含み、昭和38年国定公園に指定されました。 旅行などでよく目にする国立・国定公...

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【第14回】-ジオパーク活動に参加しましょう-

平成26年8月26日に「鳥海山・飛島ジオパーク構想」の準備会活動がスタートして約1年半がたちました。構想メンバーの秋田県由利本荘市とにかほ市、山形県酒田市と遊佐町の3市1町では、ジオパークに関する講演や説明会、ガイド養成講座、地域のイベント...

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【第13回】-鳥海山・飛島ジオパーク加盟申請に向けて-

平成27年3月24日に設立された「鳥海山・飛島ジオパーク構想推進協議会」は、地域住民の皆さんへ周知活動として、幟旗やポスター、缶バッジ、歓迎看板、ホームページなどを作成、ラッピング公用車なども走らせています。ジオパーク活動に重要な役割を担っ...

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【第12回】-地図帳に載っている庄内砂丘-

庄内砂丘は、山形県遊佐町吹浦から鶴岡市湯野浜まで約35キロにわたって続く海岸砂丘です。川が運んできた砂が、冬の強い季節風によって堆積した典型的な日本海側の砂丘で、メロンや大根、アサツキなど砂地ならではの農の恵みをもたらしてくれる場所でもあり...

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【第11回】-澗とマブネ-

マブネ(シマブネとも)とは、明治末から昭和40年代まで使われた飛島独特の木造和船です。全長約8メートル、幅約1.2メートルほどの磯船で、飛島周辺の沿岸漁業に広く用いられました。マブネはL字型に刳り出した厚い材を船底部に用いた「オモキ造り」の...

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【第10回】-鳥海山のてっぺんのお話-

鳥海山は標高2236㍍もある立派な山です。その頂上は「新山」といいます。それは新しいとはいっても江戸時代にできた山なのです。江戸時代にはこんなことが起きました。最初にねばねばした溶岩をドローっと流します(この上に大物忌神社が建っています)。...

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【第9回】-鳥海山とイヌワシ-

鳥海山の素晴らしさを野生生物という点から紹介させていただきます。 突然ですが皆さん、鳥海山周辺には何羽イヌワシが生息しているかご存じでしょうか。正解は2組(4羽)です。多くの人は「そんなに少ないの?」と驚いたのではないでしょうか。 実はイヌ...

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【第8回】-鳥海山の水の恵みと日本海-

鳥海山の山麓をめぐると、数多くの滝や湧水群があり、その清冽な水の一部は私たちの生活用水になり、田畑を潤し、また観光客の目を楽しませています。これらは、鳥海山に降った雪や雨が隙間の多い火山体に染みこみ、長い年月を経て溶岩流の末端などに現れたも...

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【第7回】-みんなで創ろう 鳥海山・飛島ジオパーク-

今回は地域の皆さんと共にジオパークを創っていくためのさまざまなツールや仕組みのご紹介をします。 多くの方にお目に留まるようポスター・のぼり・懸け垂れ幕が出来上がりました。ジオパークの内容をやさしい言葉で説明するパンフレットも用意されています...

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