【第25回】-鳥海山の高原のお話- 鳥海山の高原はいいですよね。北のほうにある由利原高原や仁賀保高原,山形県側の南のほうにある大台野(おおだいの)など,たいへん見晴らしが良く,快適です。標高が高く,大台野は標高500-600mもあります。 でも,なぜこのような高いところに平ら... 2017.06.01 リレーコラム 詳しく見る
【第30回】若者たちの一味違ったジオサイト巡り 昨年の日本ジオパーク認定を受け、半年前から秋田県立仁賀保高校の生徒と東北公益文科大学の学生が協力して新たな取り組みに挑戦しています。「鳥海山・飛島ジオパーク体験プログラムin NIKAHO」(7/23実施)と題し、ジオパークの「ふれる・楽し... 2017.06.01 リレーコラム 詳しく見る
【第29回】ジオパークと防災〜飛島の津波堆積物(下) 昨年2016年7月末、津波堆積物の研究者である平川一臣先生(北大名誉教授)を飛島にお招きし、飛島の新津波想定を読み解き、防災に役立てるための講演会と津波堆積物の現地見学会を開催しました。 津波堆積物とは、過去の津波によって運ばれた砂や礫な... 2017.05.01 リレーコラム 詳しく見る
【第28回】ジオパークと防災〜飛島の津波堆積物(上) 全国的にジオパーク推進と防災をつなげる新たな取り組みが注目を浴びていますが、飛島の津波堆積物は、まさにその格好のテーマといえるでしょう。 ところで、飛島では、島民・NPO・大学・行政で構成され、島の未来を話し合い実現させる「とびしま未来協議... 2017.04.26 リレーコラム 詳しく見る
【第27回】-水と文化の関わり- 今回は、水と文化の深いかかわりについて紹介しましょう。 水は、私たちにとって不可欠な資源です。私たちは、水が無ければ、生物として生きていくことができないだけでなくヒトして社会生活を営むこともできないことから、古くから水と様々にかかわってきま... 2017.03.01 リレーコラム 詳しく見る
【第26回】-飛島の遊覧ジオツアーがおすすめ- 鳥海山・飛島ジオパークのテーマは「日本海と大地がつくる水と命の循環」、エリア内南北に約90キロ続く海岸線や飛島には海に関係する見どころもたくさんあります。 飛島で私がおすすめするのは遊覧船のジオツアーです。え、遊覧船なんてあったの?と思われ... 2017.02.01 リレーコラム 詳しく見る
【第24回】「鳥海山と鳥獣被害」 近年、全国的にニホンジカやイノシシなどの鳥獣が急速に生息数および分布域を拡大しています。その影響により、農林水産業はもとよりその地域固有の自然生態系にまで被害が広がっています。国内ではすでに自然生態系に甚大な被害が出ているところもあり、世界... 2016.12.01 リレーコラム 詳しく見る
【第23回】-鳥海山・飛島ジオパークが誕生しました- 2016年10月10日、日本ジオパークの全国大会が伊豆半島ジオパークで開催されました。全国大会では、9月に認定された5つのジオパークの認定式が行われ、「鳥海山・飛島ジオパーク」とともに、「箱根(エリアの拡大)」、「下北」、「筑波山地域」、「... 2016.11.01 リレーコラム 詳しく見る
【第22回】-祝!鳥海山・飛島ジオパーク認定- 9月9日、「日本ジオパーク委員会」の認定を受け鳥海山・飛島ジオパークが誕生しました。昨年3月の協議会設立以降、3市1町の職員を中心に構成される事務局は、 ジオサイトの取りまとめ、ストーリー作り、ガイド養成、総合案内看板、横断幕やラッピングカ... 2016.10.01 リレーコラム 詳しく見る
【第21回】-黙して物語る鳥海山- あの偉大な鳥海山のことを私は何も知らない。鳥海山は何ものであるのか、随分と時間をかけて考えてきたはずなのに、杳として知れないのです。人類がまだ存在しない以前の、遙か、遙か昔にできたという鳥海山。それをわずかな江戸時代までに巻き戻しても、歴史... 2016.09.01 リレーコラム 詳しく見る
【第20回】複雑な地形と多量の雪が作るダイナミックな植物のすみか 鳥海山は何度も起こった火山活動のために複雑な地形をしています。そこに冬季にシベリアから吹き付ける強い季節風と日本海を北上する温かい対馬暖流の影響で多量の雪が降り、場所によっては10mを優に超える積雪があり、9月下旬まで残ります。こういった雪... 2016.08.01 リレーコラム 詳しく見る
【第19回】-埋もれ木は語る- 埋もれ木と聞けば、本コラムの読者は、神代杉を思い浮かべるのではないでしょうか。 多くの神代杉は、鳥海山の北側に位置する秋田県にかほ市(旧・仁賀保町)の冬師や釜ヶ台で掘り出されました。 この地域は、約2500年前の紀元前466年の秋、鳥海山が... 2016.07.01 リレーコラム 詳しく見る